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定山渓温泉

定山渓温泉街に湧き出ている温泉は、無色透明でまろやかな塩辛さが特徴のナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)で、 国内では最もポピュラーな泉質のひとつです。入浴すると肌にこの塩分が付着し、汗の蒸発を防ぎ体の芯からポカポカ温まります。

【お湯の特徴】

定山渓温泉の泉源は56カ所あり、そのほとんどが温泉街を流れる豊平川の月見橋付近と高山橋付近に集中していて、川岸や川底の岩盤の割れ目から豊富に自然湧出しています。 その量じつに毎分8600リットル、湧出温度も60~80度と高温で量・質ともに自慢のお湯です。

湧出のメカニズムは定山渓の豊かな森林と切り離せません。定山渓温泉は薄別川、白井川、小樽内川の3本の川が豊平川の本流に流れ込む地域にあります。 つまり、それぞれの川を広げた扇の骨に見立てるならば、骨を束ねる要に水源の森・定山渓が位置しています。そして広げた扇の先には、温泉街にほど近い朝日岳、 夕日岳、遠くは春香山から余市岳、無意根山、空沼岳に至る山々が連なっています。この広大なエリアで地中にしみこんだ地下水が温泉の源になっていると考えられています。定山渓の温泉は、森の滴と大地の情熱でつくられていると言えるでしょう。

【開湯についての謂れ】

定山渓の歴史は古く、慶応2年(1866年)修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で泉源と出会った時に始まります。 幾多の困難を乗り越え温泉の礎を築いた定山の功績から、この地が「定山渓」と命名されました。 定山没後も、恵まれた自然環境とその豊富で良質なお湯とともに街は発展し、開湯から130年にあたる平成8年(1996年)には 「健康保養地宣言」をしました。定山が守り続けたお湯は、今日も人々の心と体を優しく癒してくれています。

【年間の利用客数(延べ人数)】

約150万人

【ホテル、旅館数、総部屋数、総定員】

ホテル・旅館数:18施設。寮・保養所:5施設。日帰り専門施設:3施設
(総部屋数:2132部屋、総員数:8940人)

【イベント】

定山渓温泉渓流鯉のぼり、早朝ウォーキング、紅葉ゴンドラ、紅葉かっぱバス、定山渓温泉雪灯路、カナディアンカヌー、乗馬体験


紅葉ゴンドラ カナディアンカヌー 紅葉かっぱバス
乗馬体験

【人気のお土産品】

定山渓温泉たまねぎすうぷ 温たま塩ぷりん
定山渓温泉たまねぎすうぷ 温たま塩ぷりん

【医療体制】

定山渓温泉街に【医療法人渓仁会 定山渓病院】(内科、神経内科、リハビリテーション科、歯科)

アクセス

◆新千歳空港から
  直行バス(1日2往復)

◆札幌駅から
  札幌駅南口バスターミナルより「定山渓温泉行き」バス(30分に1便運行)
  所要時間片道約90分

◆地下鉄真駒内駅から
  地下鉄真駒内駅より「定山渓温泉行き」バス(30分に1便運行)
  所要時間片道約40分

社団法人 定山渓観光協会
〒061-2302 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
TEL:011-598-2012  FAX:011-598-2029
【営業時間】9:00~17:00 ※年末年始休み
【中国語の話せるスタッフ】1名